どーも、こんにちは!
今日は『ミニチュア工作において、90度の垂直や45度切りを行うためのひとつの方法』を紹介していきます。
あくまでも、“ミニチュアクラフト限定”の方法ですので、ミニチュアクラフトを始めたばかりの人や建築模型初心者(建築系の学生)の人等にオススメの記事となります。
ぜひ参考にしてみてください!
ではどうぞ!
スポンサーリンク
【※動画について】
記事の最後に、記事内容の簡潔なまとめを動画にしてまとめてみました。
動画から見たい人は、記事の最後までスクロールしてご覧ください。
この記事の目次
- 1 ミニチュアクラフト向けの記事を探すのが難しい問題
- 2 今回紹介する商品がこちらのふたつ!
- 3 のこぎりも専用品を使うのがオススメ!
- 4 出来る事その①:小さい木材の垂直切り(90度切り)
- 5 出来る事その②:小さい木材の斜め切り(45度切り)
- 6 【補足】マイターボックスはカッターを使って切れるの?
- 7 【※補足】1mmや2mm、3mmの角材を切断したいなら、こちらのアイテムの方が断然オススメ!!
- 8 【※更に詳しく】チョッパーとマイターボックス&ノコギリとの使い分けについて
- 9 【さいごに】ここまでの記事の内容を動画でまとめました!
- 10 これからもミニチュアクラフト向けの道具の記事を書いていきます!
- 11 工作全般における役立つ知識をまとめています!
- 12 意外な盲点!?キンドルの読み放題サービスが実は工作に役立ちます!
ミニチュアクラフト向けの記事を探すのが難しい問題
木材の垂直切りや45度切りの方法を探してみると、ほとんどの記事が“人間が使用する位の大きな木材”を切断するための記事が出てきます。
つまり、普通の検索で“ミニチュアクラフト向け”の方法を探す事が難しくなっているんですよね…(^_^;)
これがなかなかの曲者なんです汗
ミニチュア工作の場合、一般的な工具を使ってはダメな事が多いので注意!
ミニチュアの木材工作をする場合、一般的な工具を使用してはダメなケースが多々あります。
その一例を挙げると、こちらの商品
『マイターボックス』という商品を見てもらうのがわかりやすいのですが、例えば、『マイターボックスを使えば垂直切りが実現できる』と知った後で、アマゾンで検索して評判の良いこちらの商品に辿り着くとします。
しかし、こちらの商品は“普通の木材向け”に作られた商品ですので、ミニチュア用の幅の小さくて狭い木材を切るのに全く適していません。(※商品自体は良い製品ですが、ミニチュアには向かないという意味)
自分は間違って買ってしまったうちの一人です笑。
もちろん商品の価格と性能に関しては全く問題のない商品なのですが、やっぱり細い木材の切断には全く適していないんですよね。
参考画像を紹介するとこちら↓
このように1ミリの角材と比較してみると、ここまでサイズ感が異なります。
ですので、『一般的な木材の加工・切断道具と、ミニチュアのそれとはかなり方法や道具が違ってくる。』という事だけでも頭に入れておく事をオススメします。
この記事で紹介する道具は、完全にミニチュアや建築模型向けの道具!!
というわけで今回の記事は、完全に“ミニチュアクラフトや建築模型等の切断のための道具を探している方向けの記事”となっていますので、対象の方はぜひ参考にしてみてください!
今回紹介する商品がこちらのふたつ!
今回紹介する商品がこちらになります。
まずひとつ目に紹介する商品がこちらになります。
ミニチュアクラフトに適したサイズ感とアルミ製が魅力!
こちらの商品は何よりも『ミニチュアクラフト用の小型木材や角材、丸材の切断に適したサイズ感である事』と、『アルミ製であるため耐久性がかなり高い事』が魅力の商品ですね。
上の写真のように、商品自体に木材をはめやすくするための溝があるので、様々な大きさの木材が切断しやすい所も◎です。
木材の横幅は、4㎝の長さまでが切断可能となります。
実際に4センチの幅のケヤキ板を入れた状態がこちらになります。
ですのでこのように、こちらのアイテムで木材を垂直や45°に切れるのは、幅が4センチまでと覚えておいてください。
【※追記】幅が4センチを超えた木材をどうやって垂直に切るか?
『幅が4センチを超えた木材をどうやって垂直に切るのか?』という疑問に対しては、僕は最初に紹介した誤って購入してしまった商品笑を使用しています。
最初にお見せしたこちらです。
実際に4センチ以上の幅がある木材をこちらに乗せてみるとこんな感じになり↓
普通に問題なく切れるだけのサイズ感となるので、僕はこちらを使用していますね。
ただし!
皆さんがどのような用途で木材を切るのかはわかりませんが、実際に僕が4センチ以上の幅の木材を切る時というのは、『ドールハウス用のテーブルを切る時だけ』なんですね汗。
つまりほとんど使用してないです笑。
おそらくなんですが、建築系の学生とかになるとほとんど利用する機会はないと思いますので(サイズのスケール感的に)、やはりコスパ面であまり良くはないと思います。
のこぎりも専用品を使うのがオススメ!
ここまで紹介すると、切断するときに「オルファクラフトのこ125B」を使用する方が多いかと思います。
買いやすいですもんね。
ただし、僕としては以下の商品の方がオススメです。
こちらです。
なぜこのノコギリがオススメなのか?
なぜこの商品がオススメかと言うと、このように『最初に紹介したマイターボックスを使う事を商品ラベルで推奨しているから』という理由に他なりません。
はっきり言って、この情報はかなり貴重だと思います。
というのも、この情報をちゃんと紹介している人を自分は見たことがないので笑。
ですので、このふたつはぜひセットで使っていきましょう!
それでは次に、この商品を組み合わせて出来る事を見ていきます!
スポンサーリンク
出来る事その①:小さい木材の垂直切り(90度切り)
まず初めにひとつ目に出来る事が『木材の垂直切り(90度切り)』になります。
木材に墨付け(※印をつける事)をして、あとはノコギリを垂直の溝に差し込んで切断していくだけでOKです。
このように垂直に木材を切断できるので、ミニチュアクラフトの箱などを製作する時に非常に重宝します。
また、切断したあとは以下のように↓
サンドペーパー等を使用して、切断面を滑らかにするのがオススメです。
出来る事その②:小さい木材の斜め切り(45度切り)
ふたつ目にできる事がこちらの『木材の45度切り』になります。
45度切りを行いたい時は、斜めの溝にのこぎりを合わせる事で45度の切断が可能となります。
このように45度に木材を切断できます。
45度の切断ができると表現の幅がグッと広がります!
木材の45度切断ができると、上の写真のような額等も簡単に作る事が可能です。
また、ミニチュアクラフトにおいても、飾り棚を作る時のアクセントにしたりできるので、ぜひこちらの45度切りを活用していきましょう!
表現の幅がグッと広がりますよ♪
【補足】マイターボックスはカッターを使って切れるの?
ここで『マイターボックスを使う時は、どんなのこぎり(刃物)でも切れるのか?何なら普通のカッターでもOKなのでは?』と疑問に思われた方の為に補足説明しておきます。
結論から言うと、カッターでの切断は考えない方が無難です。
というのも、こちら↓
上の写真のように、両端の溝の部分に刃物を入れることによって垂直なり、45度切断を行っているので、カッターだと刃の長さと厚み的に現実的な選択ではない。というのがその理由です。
ですので、ここは普通に専用ののこぎりを使って切断していきましょう!
刃が長くて強度のあるノコギリを使うのが、やはりベストです。
【※補足】1mmや2mm、3mmの角材を切断したいなら、こちらのアイテムの方が断然オススメ!!
最後に補足説明させてください。
こちらの「マイターボックス&ノコギリ」の商品は、たしかに「1mmや2mm、3mmの角材」を切断する事が可能です。
しかし、もしも“大量に精度よく「1mmや2mm、3mmの角材」を切りたい!”のでしたら、以下の商品を使用するのが断然オススメです。
こちらですね。
ハッキリ言ってこちらの商品の方が「1mmや2mm、3mmの角材を切りたい時」には、性能的にかなり上の道具となっています。
実際に自分は、以下のように道具を使い分けています。
- 「1mmや2mm、3mmの角材や丸材」⇒こちらの「チョッパー2」という商品
- 「40mmまでの薄い木の板系の素材」⇒「マイターボックス&ノコギリ」
こちらですね。
ぜひこの使い分けを参考にしてみて下さい。
しかもこれ、垂直切り・30度切り・45度切り・60度切りが出来ますし、のこぎりよりも切断面がキレイなんですね。
特に、こちらの商品の場合は、小さい角材との相性が良いので、建築系の学生さんに本当にオススメしたい一品となっています。
大量切断を素早くできるというのは、本当に学生さん向けだと思います。
ただし…
こちらの商品は値段が高いです汗
本当にこれだけが難点で、これさえ目を瞑れば間違いなく良い商品と断言できます。
この様にギロチンの様な刃が台座についてるので、これを下に押し込むだけで↓
簡単に木材をカットできるんですよね。
この様に切断面も滑らかに切断する事が可能です。
本当に良い商品です(値段以外は笑)
とまあ、長々と書いてきましたが、こちらの商品に関しては以下の過去記事で詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください↓↓↓
【※更に詳しく】チョッパーとマイターボックス&ノコギリとの使い分けについて
マイターボックス&ノコギリと、こちらの「チョッパー」の使い分けについて、動画で詳しくまとめました。
それがこちら
こちらも合わせて参考にしてみてください。
簡単に動画の内容を説明すると、以下のようになります。
【チョッパーの場合】
- 1㎜・2㎜・3㎜の木材やプラ材(角材や丸材など)
【ノコギリ&マイターボックスの場合】
- 幅広系の木材
- 5㎜クラスの太めの木材やプラ材(角材や丸材など)
【さいごに】ここまでの記事の内容を動画でまとめました!
ここまでの記事の内容を簡潔に動画にまとめてみました。
こちらも合わせて参考にしてみてください。
これからもミニチュアクラフト向けの道具の記事を書いていきます!
いかがだったでしょうか?
今回紹介したグッズは、ミニチュアクラフトを趣味にしている人だけでなく、建築系の学生で木工の建築模型を作る人にもオススメの商品だと言えるでしょう。
作業時間の短縮にも繋がりますもんね。
これからも、『普通の方法だと探せばいっぱいあるんだけど、ミニチュアやハンドクラフト向けの方法がわからない…』という方のために記事を書いていきますので、今後もぜひ参考にしてみてください。
それでは、今日はここまでになります。
今回紹介した2商品は間違いなくオススメできますので、ぜひ検討してみてください。
ではまた!
工作全般における役立つ知識をまとめています!
ジャンルを問わず工作や木工、ミニチュア製作に役立つ内容を体系的にまとめています。
記事数も厳選してかなりわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
意外な盲点!?キンドルの読み放題サービスが実は工作に役立ちます!
こちらはキンドルの読み放題サービスになるのですが、意外にも工作やミニチュア製作全般に役立ちます。
使い方としてはこんな感じです。
- 自分の読みたい工作系の本をリストアップ
- リストアップした本が、アマゾンキンドルの読み放題サービスに対応しているか確認
- リストアップした本が多かった場合、30日間の無料体験に申し込む
といった流れですね。
特に、誰もが『30日間の無料体験期間』を与えられるので、続ける必要性を感じなかった場合途中解約することも可能です。(※その場合、もちろんお金もかかりません)
ですので、これを機会にぜひ色々な工作系のノウハウ本を読んで、色々な知識を取り入れてみてください!