どーも、こんにちは!
今日は『自分が愛用しているオススメのボンド』をまとめて紹介していきます。
『ボンドの種類がいっぱいあってわからない…』、『どういった種類のボンドがオススメなのか知りたい!』と考えている方にとって役に立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ではどうぞ!
スポンサーリンク
この記事の目次
【本質的な話】ボンド選びで大切な事は3つ!
こういったまとめ記事でよくある『◯◯という商品名のボンドがオススメ!』みたいな内容をただ羅列するだけの内容は本質的ではないなと昔から思っていました。
かつ、そういった記事を書く人の内容って薄いんですよね汗。
なのでこの記事では最初に『色々なボンドを使ってきた自分が考えるボンド選びの本質と大切な事』について紹介したいと思います。
具体的にボンド選びで大切な事は、以下の3つの事だと自分は考えています。
- 接着する素材・材質
- ボンドの粘り気
- ノズルの形状
こちらの3点ですね。
ただし①の接着する素材や材質に関しては、『ボンドで接着できる素材を使いましょう!』で話は終わってしまいますので笑、ここでの説明は割愛させてください。
個人的にボンドに関して大切な視点だと思うのは、②と③に関してです。
意外にもボンドの粘り気はけっこう違います
はじめに言っておきたいのが、よほど変な商品でない限り日本で販売されているボンド製品は良品揃いだという事です。
なので、変な商品を買ってしまう心配はほとんどないのでご安心ください笑。
そしてひとつ目に紹介する大切な視点は、『ボンドの粘り気の違いという視点』です。
例えば以下のような↓
かなり粘り気が少なく筆等で塗りやすいボンドもありますし、これとは違った以下のような↓
粘り気が強いタイプのボンドも存在しています。
ですので、ボンド選びをする際は、『ボンドの粘り気』という視点を意識してボンド選びをされる事をオススメします。
ボンドのノズルの形状はかなり大切!
お次に紹介する大切な視点は、『ボンドのノズルの形状』に関してです。
これが個人的にはかなり大切な要素だと考えていて、それくらいボンドのノズルの形状は作業に影響を与えるんですよね。
例えば以下のような細口ノズルの場合は↓
写真のような細かい部分にボンドを塗るのに適していたり、それとは違って以下のような↓
大きいノズル形状の場合は、広い面積にボンドを塗布するのに適しています。
ですのでぜひ、“ボンドのノズルの形状”を意識したボンド選びをする事をオススメします。
それでは、ここまで書いてきた事をまとめます。
- よほど変な商品でない限り、日本で発売されているボンドは良品揃い
- ボンドで接着できる素材かどうかはしっかりと確認しよう
- ボンド選びの際、“ボンドの粘り気”・“ノズルの形状”のふたつの視点を意識するのがオススメ!(特に、ノズルの形状)
主にこちらの3点ですね。
具体的な商品名を意識する前に、この3点は頭に入れておくと良いでしょう。
それではいよいよ、オススメのボンドを紹介していきます。
スポンサーリンク
オススメのボンド
その①:コニシとセメダインの定番の速乾ボンド!
まずはじめに紹介するボンドは、皆さんにも馴染み深いこちらのボンドになります。
どちらも有名ですよね。
中でも個人的に“速乾”タイプのボンドがオススメです。
実際のところ、コニシのボンドとセメダインのボンドのどちらが良いのかは素人レベルではわかりません笑。
どちらも良いという表現がピッタリでしょうかね。
ですので、自分の場合はホームセンターに行った時にある方を普通に買っています笑。
ホームセンターとかだとコニシのボンド(写真左)の方が多く置いてある印象ですね。
無理やり優劣をつけるとすれば、以下のように↓
セメダインのボンドはボトルを立たせる事が出来るので、中身が少なくなってきた時にはセメダインの方が使いやすいと言えるかもしれません。
こちらの商品は、近場のホームセンターにいくらでも売っていると思うので、通販よりも実店舗で購入するのがオススメです。
【※追記】外国製のボンドについて
こちらは外国製のボンドで割と有名なボンドになるのですが、皆様はご存知でしたか?
ギターの修理などでよく使われているらしいです。
ホームセンターによっては、売っている店舗もありますね。
お値段も一般のボンドに比べて高めとなっています汗。
正直、自分が使ってみた感想としては、普通の木工用ボンドとの違いがわからなかったです。
十分に良い製品だという事はわかるのですが、それだったら価格の安いコニシのボンドやセメダインを使用しますかね、自分の場合は。
ただし一点、ノズルの形状に関して言うと、以下のように↓
ノズルがかなり太いので、広い面積を塗るのに便利だと言えます。(その逆で、細かい作業には不適とも言えますが…)
あと、液体がクリーム色をしていますが、乾燥後にしっかりと透明になってくれますのでそこはご安心ください。
その②:細かい作業をする時にはこのボンド!
細かい作業を行う時には、ダントツでこのボンドがオススメです。
正直、この記事内で一番オススメしたいボンドがこちらになります。
意外に知ってる人が少ないんですよね、このボンド。
とにかく扱いやすいノズルの形状!
とにかくこのボンドの魅力は『絶妙なサイズ感の細口ノズル』なんですよね。
これ一個あるだけで以下のような↓
細かいパーツにボンドを塗る時に本当に重宝します。
(※ちなみに、ノズルが細すぎると先っぽが固まったりしやすくて結構なストレスになります。そういった意味でもこちらのボンドのノズル形状は素晴らしいです。)
粘土も一般のボンドと同じような感じで、速乾タイプなので使いやすいです。
とにかくこのボンドはオススメですので、皆様もぜひ一度試してみてください。
購入は、実店舗だとある店とない店が存在するので、通販で購入するのもオススメです。
手芸屋さんにも置いてある所はありますね。
その③:布素材の接着ならこのボンド!
布素材+アルファを接着する時には、こちらのボンドがオススメです。
(厳密にはボンドと言えないかもしれませんが笑)
これがなぜオススメかと言うと、布の接着力はもちろんの事、やはりノズルの形状が素晴らしい点が挙げられます。
実はこれ、先ほど紹介したボンドとほぼ同じようなノズル形状をしているので↓
とにかくこのボンドも使いやすいです。
自分の場合、ドールハウスの家具やカーテンの製作時、そして意外にも以下のような自作のジオラマ金網フェンスを接着するのにも使ってたりします↓
こちらは、金網部分がナイロン素材となっているので、このボンドで接着されるというわけなんですよね。
(※ちなみに、木工用ボンドだとナイロン系素材の接着はほぼ出来ません。ちょっとだけくっついて触ると剥がれてしまいます。)
ですので、布+アルファの素材の接着を考えている人はこちらのボンドがオススメです。
その④:意外に知られていない発泡スチロール用ボンド!
皆さんは『発泡スチロール専用のボンド』が売られているのをご存知でしたでしょうか?
それがこちらになります。
自分はいつも発泡スチロールの接着をする時には、この商品を使用しています。
正直、木工用ボンドでも発泡スチロールの接着は可能ですが、せっかくなので自分はいつもこちらを使用しております。
ただしベタつきに難あり…
こちらの商品の難点をひとつ挙げるとすれば、『手についてしまった時に結構ベタついてしまう事』だと言えるでしょう。
ベタつきと言っても、瞬間接着剤くらいベタつく訳ではないのですが、やはり木工用ボンドと比べると結構ベタつきますかね。
ですので、購入の際はその点を考慮した上で検討してみてください。
その⑤:粘り気が少なくサラサラで、筆塗りに適したボンド!
いきなりマイナーなボンドの紹介になりますが笑、こちらのボンドも個人的にはかなりオススメです。
商品の特性としては、『他のボンドよりも液性が強くサラサラしている』という点が特徴的です。
自分の使用用途としては、『広い面に筆でボンドを塗る時』にこちらのボンドを使用しています。
こちらの商品はホームセンターにはほとんど置いてなくて、鉄道模型を置いてる模型屋さんだと置いてある事が多い商品となっています。
通販だと送料がかかってしまうので、近隣に模型屋さんがある人はそちらで購入されるのがオススメです。
実際の使用イメージはこんな感じ
こちらが液体の中身なのですが、パッと見はこのように普通のボンドと変わりません。
しかしこれを塗ってみると↓
普通のボンドよりもだいぶ緩いので、ラクに筆塗りをする事ができますね。
乾燥後はしっかりと透明になります。
その⑥:こんなボンドもあるよ!枠
最後に紹介するのがこちらの『草はら糊』という名前の鉄道模型の草植え用のボンドになります。
個人的に気に入っているボンドなのですが、鉄道模型のKATOの系列店でしか購入することが出来ないので、日本で購入できる場所がもの凄く限られている商品なんですね。
なので紹介も簡単に済ませます。
このように最初のふたを開けると、中にも内ぶたがあるのでそれも開けていきます。
(※写真に写っている細かい毛のようなやつは、鉄道模型用の芝パーツをこぼしてしまった時に付着したものです笑。)
そして、内ぶたも開けるとこのように、ボンド液が出てきます。
ノズルがないストロングタイプですね笑。
液の特性としてはこのように、自分が使ってきたボンドの中でおそらく粘土が一番高いボンドになります。
それくらい粘り気が強いです。
【番外編】あると便利なボンド作業中に役立つグッズ紹介!
その①:キムワイプ
最後に、ボンド作業中にあると便利なグッズを紹介して終わりにしたいと思います。
こちらは『キムワイプ』という商品名で売られていて、簡単に言うと『工業用のティッシュ』になります。
しかしこの製品何が凄いかと言うと、全く毛羽が立たないんですよね。
このように見た目は、ゴワゴワのティッシュのような感じになっています。
普通のティッシュでボンド付きの筆をふこうとすると、たちまち毛羽が立ちひどいことになってしまいますが、こちらのキムワイプを使用すると以下のように↓
このように毛羽立ちなくボンドの拭き取りをする事が出来ます。
この商品に関しては、ボンド作業だけでなく、工作作業中に本当にあると便利な商品なので、ぜひ試して頂きたいなと思います。
ちなみに、ネットで購入すると少々割高なので、ホームセンター等で購入されるのがオススメです。
※ただし、ホームセンターが三軒あったらそのうちの一軒に置いてある位の感じなので、どこのホームセンターにも置いてある商品というわけではないので、ご注意ください。
ボンドにこだわりを持ち、作品の完成度を上げていきましょう!
いかがだったでしょうか?
今日は自分が愛用しているボンド達を紹介してきました。
些細な事ですが、積み重ねれば本当に大きな違いに変わってきますので、ぜひ皆様も試してみてください。
『とりあえず試しに一本購入してみたいんだけど、どれがいい?』と思われた方に対しては、やはり以下のボンドがオススメです。
とりあえずこちらを試してもらえば、『この記事、本当に良いものを紹介しているんだ!』と納得してもらえるはずです笑。
本当に良い商品ですからね。
ちなみに、ここまで紹介してきたボンド達は、全て乾燥後に“透明”になりますので、その点はご安心ください。
それでは今日はここまでになります。
ではまた!
工作全般における役立つ知識をまとめています!
ジャンルを問わず工作や木工、ミニチュア製作に役立つ内容を体系的にまとめています。
記事数も厳選してかなりわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
意外な盲点!?キンドルの読み放題サービスが実は工作に役立ちます!
こちらはキンドルの読み放題サービスになるのですが、意外にも工作やミニチュア製作全般に役立ちます。
使い方としてはこんな感じです。
- 自分の読みたい工作系の本をリストアップ
- リストアップした本が、アマゾンキンドルの読み放題サービスに対応しているか確認
- リストアップした本が多かった場合、30日間の無料体験に申し込む
といった流れですね。
特に、誰もが『30日間の無料体験期間』を与えられるので、続ける必要性を感じなかった場合途中解約することも可能です。(※その場合、もちろんお金もかかりません)
ですので、これを機会にぜひ色々な工作系のノウハウ本を読んで、色々な知識を取り入れてみてください!