【情景素材入門セット】シーナリーセット情景素材を使ってジオラマを製作してみた!

どーも、こんにちは!

先日鉄道模型でおなじみのKATOから出ている『シーナリーセット情景素材』というアイテムを購入したので、今日はこのアイテムを使用してジオラマを製作してみたいと思います。

ではどうぞ!

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今日使用する材料がこちら!

今日使用する商品がこちらになります。

初心者に扱いやすい地面材がいっぱい手に入ります!

このように商品の中には、いろいろな情景素材(主に地面系の素材)が入っているので、色々な素材を試しに使ってみたり、感触や絵作りを確認するのに非常に良いアイテムとなっています。

具体的には以下のアイテムが含まれています。

含まれている素材
  1. アンダーブラッシュ濃緑色×1
  2. ブッシュ緑色×1
  3. フラワーフォーリッジ菜の花×1
  4. フィールドグラス黄金色×1
  5. ターフ枯草色×1
  6. 枯れ木×1袋
  7. シーニックグルー×1
  8. ポリファイバー×1
  9. ファインリーフフォーリッジ緑色×1

こちらの9点ですね。

注目のオススメ素材あ紹介!

個人的にこの中で注目というかオススメの素材は、この2点ですね。

それがフラワリングフォーリッジ(写真左)と、ファインリーフフォーリッジ(写真右)になります。

フラワリングフォーリッジの何が貴重かというと、これ…

おそらく日本ではなかなか買う事が難しい商品です。

ポリファイバーと組み合わせてある商品はあるのですが、今回のように『黄色の細かいスポンジだけ』手に入る機会というのはなかなかないんですよね。

そういった意味でかなり貴重な商品だと思います。

(正直これが手に入っただけでも元は取れたと思ってるw)

そしてもうひとつのファインリーフフォーリッジに関しては、以下の過去記事でもまとめたように↓

【あまり知られていない樹木グッズ】オリジナルのミニチュア樹木が作りたくなった時にオススメのひとつのグッズを紹介!

2017.11.19

知名度は低いけど、かなり使える商品なんですよね。

なので、『ファインリーフフォーリッジは高くて買えないけど、このセットを購入してファインリーフフォーリッジの感触や使いやすさを知りたい!』と考えてる人には、とてもオススメなセットと言えるでしょう!

花の部分の素材として、Hekiの商品もオススメ!

話が変わってしまって恐縮ですが、花の部分として使えるカラーのスポンジ(原色系のスポンジ)は、Heki社のこちらの商品が地味に役立ちます。

[鉄道模型]heki 060H1556 ポケット・フロール 黄葉

こちらですね。

これの何がオススメかというと、こちら↓

このように、複数の色のスポンジが組み合わさって出来た商品なので、非常に使い勝手と見栄えがいいんですよね。

この商品自体はフォーリッジみたいな商品となっていますが、スポンジの部分を触るとポロポロ剥がれますので、自分はスポンジを剥がして花素材として使用しています。

ポリファイバーの扱いは難しい…

ポリファイバーとは、先ほどの商品内訳の写真のスチールウールのような見た目の製品なのですが、実際問題としてこの商品に自分で葉をつけて樹木にしていくのは結構難易度が高いです。

自分もこのようにポリファイバーだけの製品を購入したことがあるのですが、この素材に自分で素材をつけて樹木にするのは難しかったですね。

個人的にはポリファイバーを使用するのでしたら、以下の↓

フォーリッジ製品を使用するのがオススメです。

この商品なら、初めから葉と繊維がくっついていてかなり簡単に扱えますので、ぜひ参考にしてみてください。

地面製作例の紹介!

それでは地面製作の一例を紹介していきます。

地面に関して、ちょうど同じシリーズの商品である『シーナリーセット 道路製作』で製作した地面がありましたので、そちらを使用していきます↓

『シーナリーセット 道路製作』を紹介した過去記事がこちらになります↓↓↓

【ジオラマ×道路!】シーナリーセットの道路製作を購入してみたのでレビュー!!

2017.11.30

基本となる地面に使う素材は以下の↓

ターフとブッシュを使用して地面を製作していこうと思います。

では紹介していきます。

その①:地面にボンドを塗る!

まず初めに地面にボンドを塗っていきます。

ターフを上からまいて接着させるのに必須の作業ですね。

ちなみに、普通のボンドを筆塗りすると粘度が高いのであまりオススメできません。

ですので、今回のケースのように『筆塗りでボンドを塗るケース』の場合、以下のボンドがオススメです。

それがこちら

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スーパーフィックスという商品になります。

おそらくジオラマ界隈でしか使ってる人がいなさそうですが笑、筆塗りでボンドを塗りたい時には非常に重宝します。

(粘度の低いサラサラしたボンドというイメージの商品ですね。)

このように、道以外の全面に塗っていきます。

その②:ターフ枯れ草色をまく!

お次はターフをまいていきます。

(写真だと一気に袋からまいてる感じがしますが笑、撮影の都合上そうせざるを得なかっただけなので、実際は手でつまんでパラパラと巻いていきましょう!)

まきました。

その③:ボンド水をスポイトを使ってターフの上からまく!

その②の写真を見てもらえばわかるのですが、いい感じにターフの段差のムラ感が出てるのがわかるかと思います。

これを残すためにボンド水(水で溶いたボンド+中性洗剤一滴)をスポイトを使用して上からまいていきます。

こうすることによって、下からも上からもターフを接着できるので、より強固な地面となってくれます。

そしてボンド水をまいて乾燥させた状態が以下の状態になります↓

その④:ブッシュをターフの上に植える!

お次は、ブッシュという素材をターフの上に接着していきます。

使用するボンドは以下のボンドを使用しました。

こちらですね。

こちらもブッシュ系を植えるのにピッタリのボンドとなっていてかなり便利な商品ですね。

(もちろん違うボンドでもOKです!)

このように紙コップの中に葉造くんを入れたら、そのあとにブッシュを入れてかき混ぜていきます↓

あとはこのブッシュ素材を地面に乗せて、乾燥させていけば接着完了となります。

接着し終わりました。

(※今回はスケール感の問題でアンダーブッシュは使用しませんでした)

その⑤:ファインリーフフォーリッジを樹木として植える!

今回の商品に付属される樹木は、こちらのファインリーフフォーリッジしかないので、これを樹木として使用していきます。

まずピンバイスで地面に穴を開けて↓

あとは普通に接着剤をつけてその穴に差し込めばOKです。

本当に最低限の内容ですが、これで一応完成となります。

完成!

今回の完成品がこちらになります。

足りないものとして『バラスト(小石)・ちゃんとした樹木・スケール感の合った枯れ木』が絶対的に不足していますが、この価格でこれだけ色々なアイテムが手に入るのは素晴らしいと思いますね。

ぜひ、ジオラマ入門の方に試して欲しいと思います。

(あと、細かい黄色のターフ素材が欲しい方も笑!)

それでは今日はここまでになります。

ではまた!

【今日紹介した商品がこちら】

工作全般における役立つ知識をまとめています!

ジャンルを問わず工作や木工、ミニチュア製作に役立つ内容を体系的にまとめています。

記事数も厳選してかなりわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

工作作業アイテム早見表

接着剤のまとめページ

カットの技法まとめページ

塗り方のまとめページ

意外な盲点!?キンドルの読み放題サービスが実は工作に役立ちます!

こちらはキンドルの読み放題サービスになるのですが、意外にも工作やミニチュア製作全般に役立ちます。

使い方としてはこんな感じです。

オススメの利用方法
  1. 自分の読みたい工作系の本をリストアップ
  2. リストアップした本が、アマゾンキンドルの読み放題サービスに対応しているか確認
  3. リストアップした本が多かった場合、30日間の無料体験に申し込む

といった流れですね。

特に、誰もが『30日間の無料体験期間』を与えられるので、続ける必要性を感じなかった場合途中解約することも可能です。(※その場合、もちろんお金もかかりません)

ですので、これを機会にぜひ色々な工作系のノウハウ本を読んで、色々な知識を取り入れてみてください!

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